なによー呼んだのーー?
おー呼んだよ、なおみんも
宇宙の事よくわかっといた方が
いいと思うからね。
まあ大体わかってるわよ、えーと
宇宙は150億年くらいに、
爆発して、それから広がって
今の状態になったって、先生が
いってたわよね。
はいはい、やっぱしなー
なにがやっぱしなのよ、まーた違う
とか言い出すんじゃないの?
お兄ちゃんたら教えられた事と全く
違う事ばっかし言って、よく卒業
できたものねー
えーーとその頃はすっかり騙されてた
からなー。
実は全然違うというのが、数年前に
わかったんだ。
じゃあ騙されてきた期間は、私より
断然長いじゃないのよー、やっぱ
ポンコツねーー
わかったわかったポンコツでも
なんでもいいよ。
これは自分で気づいた事なんだけど、
みんな本当に基本的な事を間違えてた
事に気づいたんだ。
なになに?いってみてよ
それがね、公式の科学や学校では、
宇宙のサイズを天体があるところまでだ
っていってきたんだよ。
でも望遠鏡がどんどん性能がよく
なって、さらに遠くの天体もみつかる
ようになったから、さらにサイズも
大きくなったっていうだけど、
おかしいだろ?
え?なにが?
だって、天体があるところが端っこ
だっていってるのがおかしいだろ。
だってまわりに広大な真空がある
じゃないか、どうみてもその真空の
端があるところが、宇宙の端で、
それが測れなきゃ、宇宙のサイズ
なんてわかんないだろ?
あっそっかーー
つまりいまだ誰も端っこを観測できて
ないから、宇宙のサイズもわからず、
ビッグバンの年齢ももちろん間違いに
なるし、宇宙の全体像もわからないのに
宇宙がどのように始まったかなんて
特定できないだろ
あっそっかー、おにいちゃん、今回のみ
お見事!
尊敬するわ
今回のみは余計だが、でへへ
ちとうれしいなー
で、下の記事をそういう事も頭に
いれながら読んで欲しいんだ
わかった、じゃあ私部屋もどってから
ゆっくり読むからプリントして貸して
えーー、なんだあとで得意げに話す
つもりだったのにー
もう充分でしょ!褒めるのは一回だけよ
では以下が、ビッグバン理論の間違いの
証拠についての記事ですーー
前回の記事で、ビッグバン説に否定的な
そして決定的な証拠の手始めとして、
一つだけご紹介させていただきました。
それは、全ての銀河が一様に一定方向に膨張
していなければならないはずの宇宙を、より
精度をあげて観測すると、銀河が膨張する
同じ方向に運動しているどころか、近くの
銀河も我々の銀河も、ものすごいスピード
で別方向に運動している事が発見されたの
です。もうすでにこれだけの観測結果だけで
、ビッグバン理論を検証する動きにならな
ければならないはずでしたが、なんと
そうなってはいなかったのです。
この観測結果を受けて、科学者たちは検証
しようとするどころか、学会が開催する
たびに、容赦ない批判を浴びせ続けたの
です。つまりこれが科学界というものの
正体なのです。
「都合の悪いことには、徹底して目を
つぶろうとする」のです。もちろん当時は
絶頂期にあったビッグバン理論だから、
余計にそういう雰囲気があったのかも
知れませんが、真実を知りたい我々には、
そんな都合は関係ありません。
このことからだけでも我々は、すでに
ビッグバン理論を、絶対的なものだと
思ってはいけませんよね。
そして学会で批判を受けたこの観測結果の
支持者もわずかにいて別の科学者による
それを肯定する研究結果が知られてくると
ようやく他の科学者たちの関心も高まって
きて、1977年に行われた観測結果では、
なんと宇宙全体の片側が赤方へ、反対側が
青方に偏移していることがわかったのです。
そこで得られた結論は、地球を含めた太陽系
全体が青方偏移を示している方角に向かって
引き寄せられている、つまりわれわれの
銀河はビッグバンの基礎となったハッブル
宇宙膨張とは全く別の方向へ猛スピードで
移動しているという事実が判明したのです。
さらにくわしく解析すると、近くの30個
ほどの銀河全体も、膨張説とは別の方向に
我々の銀河と同じく急速に移動していること
もわかりました。
このビッグバン理論とは、全く別次元の観測
結果を裏付けるものが、どんどん明らかに
なっていて、我々の銀河系は、海へび座~
ケンタウルス超銀河団からさらに3億光年
ほど離れた銀河に向かって、秒速600
~700キロのスピードで引き寄せられて
いる事も観測されています。
さらに観測方法やそれのコンピューター解析
が高度になるにつれて、ビッグバン理論が
間違いだと証明される発見ばかりが増えて
いきました。
1991年1月には、オックスフォード大学
のウィル・サンダースとその同僚達が、
アイラス赤外線天文衛星の観測によって
得られた銀河マップを明らかにしましたが、
これは宇宙の物質密度を三次元地図にする
ことで天文学者たちが初めて手にする
深宇宙の信頼できる密度地図となったの
です。
そしてこの深宇宙の銀河マップによって
「スーパークラスター複合体」の存在が
疑問の余地なく立証されたことで、
ビッグバン理論は、またしても反証される
ことになったのです。
このスーパークラスターの超大型構造は、
ビッグバン理論では説明不可能なほど
かけはなれて巨大だったのです。
この事実がきっかけとなって1991年の
ワシントンポストでは、「ビッグバン理論
は破産」と大々的に掲載され、「ビッグバン
理論」は破綻したと世界中に広く報道され
たのですが、なんと日本ではほとんど気配
もありませんでした。
そのためか、今でもネットで物理や科学に
詳しいと自信のある方が、堂々と
ビッグバン理論を前提に、いろいろと
書いてくれてますが、私はそれを見る
たびに、吹き出しているか、嘆かわしい
という表情になってます。
日本はそういう意味でも、情報を制限され
ているといえます。実際、いろんな事を
調べるのに英語で検索した方が、詳しく
深い内容を伝えるサイトに出会える確率
が圧倒的に多いです。
しかし、世界のメディアも一時的にとり
あげただけで、またビッグバンを支持
するような報道に戻ったりもしています。
それもやはり構造の問題です。
しかし、そんな動きとは全く別次元の動き
として、ビッグバン理論に反する観測結果
はどんどん続いていくのです。
このあと、宇宙にあるボイドと呼ばれる
何もない空間(真空)が広々と広がっている
こともわかり、これはビッグバン理論が
予想していた、宇宙の銀河の一様な分布
とは明らかに違う観測結果なのです。
さらにこのあと「グレートウォール」
(宇宙の大規模構造)が発見されましたが、
それができあがるのには、600~
1000億年かかるということがわかり
ました。これで、ビッグバン理論が宇宙
の誕生を137億年前としている事が、
間違いである事の決定的証拠が見つかった
事になるのです。
ここで大事なのは、バッグバン理論が
打ち立てられた時には、当時とはくらべもの
にならないほどの、宇宙のサイズが観測
されたという事なのです。
つまり当時は宇宙のサイズもわからないのに
宇宙全体のサイズを勝手に想定して、さらに
宇宙誕生の時点まで特定したのです。
机上の空論で、ここまでいいかげんな設定も
ないでしょう。もし宇宙の膨張説が正し
かったとしても(実際はそれも間違い)
宇宙のサイズがわからなければ、どの時点
も基準にならず、従って宇宙の年齢は
測りようがないのです。
わかりやすくいえば、野球のボールと
サッカーボールが二つあると想像してみて
ください、ビッグバン理論は当初宇宙の
サイズを野球ボールのサイズだと仮定
してました、そしてこのグレートウォール
観測時には少なくともサッカーボール以上
であるという事がわかったのです。
(しかしこの時点でも真空部分がどこまで
奥行きがあるかもわかっていないので、
やはり宇宙全体のサイズはわかっていま
せん。そもそもこの超広大な真空部分を
無視して、視覚で捉えられる天体だけで
宇宙全体のサイズを特定していたという
のは、とても幼稚な発想だと思いま
せんか?)
そもそもビッグバン理論は、宇宙の膨張の
スピードを逆算して、収縮のスピードに
変換し、極小の一点の時期を計算する事で
宇宙の年齢を特定しました。
しかしその収縮のスピードが変わらない
状態で、野球ボールとサッカーボールが
極小の1点になる時間は当然大きく違う
のがわかりますよね、実際ビッグバン理論
誕生時とは比べ物にならないほどの宇宙の
サイズが観測されたのです。
もし宇宙の膨張説が正解だったとしても
宇宙の年齢は大きく変更されなければ、
なりません。真実を明らかにするのが
科学の基本姿勢だとすれば当然です。
しかし科学の公式見解は、全く変わらず
宇宙の年齢も変更する事はありません
でした。
もちろん誤差の範囲で多少の変更はあり
ましたが、それは宇宙のサイズが大きく
間違っていた事を受けての大幅な変更と
は全くなっていないというより、その証拠
をビッグバン理論とつながる動きは全く
なかったのです。
これが現在の公式の科学界の現状という
ものです。
ビッグバン理論が間違いである証拠を今回
これでもかというほどとり上げましたが、
まだ続きがあります。それはシリーズ
その3で書かせていただきます。
それにしてもこれだけの証拠を前にして、
それでもビッグバン理論を支持できると
言う人は、マスコミや教育を鵜呑みにして
現実を見る事ができない人といわれても
仕方がありませんね。
しっかり見方を改められた人や、もとから
わかっていた人はこのシリーズの次の
記事をお読みくださいね(^_^)v
“参考文献:「ビッグバン宇宙論は
根本が間違っていた」
コンノケンイチ著
ヒカルランド刊”